前の10件 | -
不思議な夢 [住職日梵より]
大津本要寺に入山して11年目。門前の床屋(寺の借家)のオヤジとは気がつけば公私ともに親しくなり、他の大津京田辺の菩薩団員も巻き込んで楽しいコミニュティになりました。このオヤジ、年上捕まえて失礼かもしれませんが、実に愛すべきキャラで突っ込みどころ満載の懐っこい性格。宗教とは無縁で手を合わせることのない人生だったようでしたが、最終的には本要寺檀家菩薩団員になり、精一杯活動してくださいました。(近所では偏屈で通っていたらしいのですが)
拙僧とは親子のような、友人のような、毎晩飲み明かし、霊跡旅行も短期間で沢山沢山行きました。商店街アーケードで声を張り上げて大喧嘩もしたっけ。ご近所が「お上人はんと店の前で喧嘩してはる。でも仲がええんやな」回りはこんなことも言ってくれました。そんなオヤジも悪い病には勝てず、「四ケ年が寿命をのびたり」のご聖言の如く、奇跡的に波を乗りきったものの安祥として旅立ちました。あれから2年。オヤジの店も空き家のまま。そんな中で昨晩夢を見たのです。オヤジが懸命に店を修繕しています。掃除やクロス張りや電飾などです。拙僧が「有り難いけど後はプロがやるから大丈夫だよ」と伝えると「次の人が入んのに綺麗にしとかなあかんやろ。せめてこれだけや」と言うのです。目が覚めて、オヤジ初めて夢に出てきたなあと感慨深く余韻に浸っていました。すると一本の電話が。総代さんからでした。「お上人か?床屋の空き家、借りたい言うてる人がおんねん。話進めてえーか」オヤジあの世でも菩薩行やってるね。嬉しかった。嗚呼 普照院日豊居士!
拙僧とは親子のような、友人のような、毎晩飲み明かし、霊跡旅行も短期間で沢山沢山行きました。商店街アーケードで声を張り上げて大喧嘩もしたっけ。ご近所が「お上人はんと店の前で喧嘩してはる。でも仲がええんやな」回りはこんなことも言ってくれました。そんなオヤジも悪い病には勝てず、「四ケ年が寿命をのびたり」のご聖言の如く、奇跡的に波を乗りきったものの安祥として旅立ちました。あれから2年。オヤジの店も空き家のまま。そんな中で昨晩夢を見たのです。オヤジが懸命に店を修繕しています。掃除やクロス張りや電飾などです。拙僧が「有り難いけど後はプロがやるから大丈夫だよ」と伝えると「次の人が入んのに綺麗にしとかなあかんやろ。せめてこれだけや」と言うのです。目が覚めて、オヤジ初めて夢に出てきたなあと感慨深く余韻に浸っていました。すると一本の電話が。総代さんからでした。「お上人か?床屋の空き家、借りたい言うてる人がおんねん。話進めてえーか」オヤジあの世でも菩薩行やってるね。嬉しかった。嗚呼 普照院日豊居士!
愛する故郷 [住職日梵より]
故郷。ふるさと、こきょう。拙僧の生まれは神田、育ちは板橋。初就職は浅草でした。話し口調は未だにべらんめい。最近は「ひ」の発音もしにくくなってきました。よって生まれ故郷の東京をこよなく愛しています。故郷を愛おしみ懐かしむ想いは誰でも同じだと思います。
その後、親戚もいない関西に居を移すとは思いもしませんでしたが、京田辺に縁があって早20年。大津に縁があって早17年。かけがえのない友や先輩後輩など種々のご縁に支えられて今日までおります。いまや拙僧の中では東京も関西も人生の一部であり甲乙つけられません。これだけでも有難いと感じています。
先日の特攻慰霊祭以来、あらためて当時の軍国歌謡を聞いていますが「ラバウル小唄」を聞くと胸が熱くなります。「故郷から遠く離れた南方ラバウルで、戦時中の不安と共存しながら豊かな自然と現地の人たちの愛情に支えられて、もはやラバウルは第二の故郷。ほんの数年縁があっただけのこの地を離れるというのに、自分の心は懐かしさで離れるのが辛い。眼下に浮かぶ島や、夜空に輝く南十字星をのぞみ、しばしの別れだと思いつつも自然と涙が溢れる」歌詞にはこんな意味が含まれていると思います。若い隊員さんなら淡い恋心もあったかもしれません。優しい歌詞とメロディですが、死と隣り合わせにいる覚悟ゆえの心のこもった歌です。日梵
その後、親戚もいない関西に居を移すとは思いもしませんでしたが、京田辺に縁があって早20年。大津に縁があって早17年。かけがえのない友や先輩後輩など種々のご縁に支えられて今日までおります。いまや拙僧の中では東京も関西も人生の一部であり甲乙つけられません。これだけでも有難いと感じています。
先日の特攻慰霊祭以来、あらためて当時の軍国歌謡を聞いていますが「ラバウル小唄」を聞くと胸が熱くなります。「故郷から遠く離れた南方ラバウルで、戦時中の不安と共存しながら豊かな自然と現地の人たちの愛情に支えられて、もはやラバウルは第二の故郷。ほんの数年縁があっただけのこの地を離れるというのに、自分の心は懐かしさで離れるのが辛い。眼下に浮かぶ島や、夜空に輝く南十字星をのぞみ、しばしの別れだと思いつつも自然と涙が溢れる」歌詞にはこんな意味が含まれていると思います。若い隊員さんなら淡い恋心もあったかもしれません。優しい歌詞とメロディですが、死と隣り合わせにいる覚悟ゆえの心のこもった歌です。日梵
いのりんぴっく in 京都まで、あと… [菩薩団員雑記・日記・ひとこと]
またまた、◇いのりんぴっく in 京都◇のご案内です。
下記、寺庭婦人ブログより転載いたします
11月23日(金・勤労感謝の日)に京都市左京区川端にある
日蓮宗本山 頂妙寺に於いて開催されます
いのりんぴっく in 京都 まであと16日
うちの住職が境内班の班長を任されており、法務の合間にも東奔西走
住職の意志を受けて、菩薩団を中心とする檀信徒も会議を重ね、
先日(11/4)も夜7:30~始まった打合せが終了したのは午後11時過ぎ・・・
それも強制終了でした
まだまだ時間が足りないくらいで
皆、一所懸命になりすぎて時間の経過に気がつかず
本当に皆様お疲れさまです
打合せに先駆けて、本堂で皆といのりんぴっく成功に向けて、
そして東日本大震災の物故者に対し法要をいたしました。
ご宝前には、いのりんぴっくの為に宮城県の気仙沼からお借りした
大切な大漁旗と東日本大震災物故者のお位牌を安置してお祈りいたしました。
大漁旗は大津波から奇跡的に難を逃れた貴重なものであり、
まだまだ復興が始まったばかりの被災地にとっては光のようなものだと思います。
被災地の思いも受け止めて、いのりんぴっく成功への一助となれれば・・・という願いを込めて、当日まで皆と邁進してまいります
たまたまその時期に京都へ旅行等でお越しになる方や
お近くの方で興味を持たれた方がおられましたら、
ぜひ当日、お気軽にお越しください
私たちは菩薩団として東北物産店を担当いたします
宮城県・青森県・岩手県・秋田県から物産を購入し、
それを当日「鎌倉の市」にて販売いたします。
そして販売の売り上げを被災地へ全額寄付しようと考えております。
そうすることによって被災地へ二重の利益が生まれ、
それが復興の一助となるのではないか、と考えました
皆様もどうぞ足をお運びください
当日は様々な催しもありますので、きっとお楽しみいただけると思います
詳しくは、コチラをごらんください
http://inorinpic-in-kyoto.jimdo.com/
いのりんぴっく in 京都 についてご案内 [菩薩団員雑記・日記・ひとこと]
大津市 本要寺菩薩団員の中紙倫子です。
コチラのblogも、とんとご無沙汰をしております
今回は、菩薩団が関わっている【いのりんぴっく in 京都】という
イベントのご案内です
以下、寺庭婦人blogより転載いたします。
先日もご案内しましたが、【いのりんぴっく in 京都】に関して私に出来ること、
何か力になれそうなこと、を考えたときに私的応援ホームページを作成することにしました
そして今現在、新しい情報があれば随時更新中のHPがコチラです
http://inorinpic-in-kyoto.jimdo.com/
当日開催されるイベント情報や、36団体が出店する鎌倉の市で販売されるもの、
京都の老舗から各地のB級グルメまで取りそろえたフードコートなどなど、
皆様に分かり易く作成することに努めています
入場料などは勿論ありません
出入り自由ですし、お子様連れでもお楽しみいただける子供ブースもございます
勿論、授乳室、オムツ交換をする場所もあります。
AEDも設置し、看護師が常駐しておりますので、安心してお越しくださいませ
日蓮宗の京都の寺院が中心となって準備を進めておりますが、
当日は宗派に関係なく、共に環境・平和・いのちについて考えていただき、
物故者への追悼の祈り、東日本大震災で亡くなられた方、
被災された方々へ、一緒に祈りを捧げていただければ、本当に嬉しいです
皆様のお越しを心からお待ち申し上げております
第7回 灯火会ご報告① [菩薩団活動報告]
本年8月19日(日)に開催されました毎年恒例菩薩団行事
盂蘭盆灯火会(送り火)法要の模様を報告申し上げます。
寺庭婦人ブログからの転載ですが、どうぞご覧くださいませ
お久しぶりの更新ですっ
皆様お元気ですか
前回のブログで灯火会のご案内や前日準備をUPいたしました。
「あれからブログUPしてないですね~。まだですかぁ~?」という声を
聞くたびにビクビクしていました
すみません・・・ サボっていたわけではないのですが・・・
と、いうことでお送りします 灯火会報告です
本年で7回目を迎えます盂蘭盆灯火会(送り火)法要
当日は朝から快晴
菩薩団員は9時に集合し準備を始めます。
まずは菩薩団会長 守岡さんから挨拶があり、副会長 多賀さん発声でお題目三唱
その後、男女に分かれて準備です。
男性は境内にテントを張り、ブルーシートで簡易式屋根を作る組、
そして竹灯籠を並べる組と分かれます。
この簡易式屋根は晴雨に関わらず昨年より毎年作ることにしました。
晴天ならば日よけになるし、雨ならば濡れずに参詣できます。
皆様に安心してお詣りしていただけるよう、昨年より始めました
実際、前日準備では突然の雷雨に襲われましたし
昨年も一昨年もひどい夕立がありました
途中、休憩をとりながら・・・
女性陣はカレー作りからスタートです
手はアルコール消毒後に手袋を、そして俎・包丁・机などなど
何から何までアルコール消毒をして、頭髪・マスク着用など衛生管理は徹底して行うことにしています。
手を怪我している人やお腹の調子が悪い人は携われないで、
皆さん灯火会の前から自己管理は万全です
カレー作りが一段落したら、すぐに昼食の準備。
おにぎりとお味噌汁を予定していたら、菩薩団婦人部長の小山さんがお新香と餃子を用意してくれていました
みんな大喜びで美味しくいただきました
小山さんから菩薩団の皆へのご供養です
こういう心遣いが嬉しいなぁ
男性に目を向けてみると、本堂では竹灯籠をどう並べようか思案中…
毎年並べ方が変わるのですが、さて今年はどうなるのでしょう
アイディア出し合って、がんばって~
その間、お寺の柴犬 とらは・・・
皆が忙しくしているので、おとなしくしていました。
ご褒美をあげてみました。
一通り準備が済んだ後は一度解散
帰宅する人やお寺に残って過ごす人、カレーの番は欠かしません
夕方4時に再集合です。
会長から簡単な挨拶があり、今年はインターネットでの配信番組Hokke.TVで
灯火会の模様を紹介してくださると言うことで、番組アシスタントのふにゃこさんが
取材に来てくださいました。
そこで、ふにゃこさんから一言いただきました
プレゼントした菩薩団Tシャツ(通称:ボサティー…ふにゃこさん命名)を着用してきてくださいました。
嬉しいですね
Hokke.TVに関しては、こちらのブログにUPしています
http://ameblo.jp/green-cheer-up/entry-11307854847.html
さて、いよいよ灯火会が始まります。
ここまでは順調
今年はどのくらいの参詣者があるのか お天気は大丈夫か
全く分かりませんが、一人でも多くの皆さんに笑顔になってもらえるように、
ご先祖や大切な人と気持ちを通わせる場所を提供できるように、精一杯努めます
続きは灯火会ご報告②をごらんください
オマケのショット
小さな菩薩団員たち。
盂蘭盆灯火会(送り火)法要の模様を報告申し上げます。
寺庭婦人ブログからの転載ですが、どうぞご覧くださいませ
お久しぶりの更新ですっ
皆様お元気ですか
前回のブログで灯火会のご案内や前日準備をUPいたしました。
「あれからブログUPしてないですね~。まだですかぁ~?」という声を
聞くたびにビクビクしていました
すみません・・・ サボっていたわけではないのですが・・・
と、いうことでお送りします 灯火会報告です
本年で7回目を迎えます盂蘭盆灯火会(送り火)法要
当日は朝から快晴
菩薩団員は9時に集合し準備を始めます。
まずは菩薩団会長 守岡さんから挨拶があり、副会長 多賀さん発声でお題目三唱
その後、男女に分かれて準備です。
男性は境内にテントを張り、ブルーシートで簡易式屋根を作る組、
そして竹灯籠を並べる組と分かれます。
この簡易式屋根は晴雨に関わらず昨年より毎年作ることにしました。
晴天ならば日よけになるし、雨ならば濡れずに参詣できます。
皆様に安心してお詣りしていただけるよう、昨年より始めました
実際、前日準備では突然の雷雨に襲われましたし
昨年も一昨年もひどい夕立がありました
途中、休憩をとりながら・・・
女性陣はカレー作りからスタートです
手はアルコール消毒後に手袋を、そして俎・包丁・机などなど
何から何までアルコール消毒をして、頭髪・マスク着用など衛生管理は徹底して行うことにしています。
手を怪我している人やお腹の調子が悪い人は携われないで、
皆さん灯火会の前から自己管理は万全です
カレー作りが一段落したら、すぐに昼食の準備。
おにぎりとお味噌汁を予定していたら、菩薩団婦人部長の小山さんがお新香と餃子を用意してくれていました
みんな大喜びで美味しくいただきました
小山さんから菩薩団の皆へのご供養です
こういう心遣いが嬉しいなぁ
男性に目を向けてみると、本堂では竹灯籠をどう並べようか思案中…
毎年並べ方が変わるのですが、さて今年はどうなるのでしょう
アイディア出し合って、がんばって~
その間、お寺の柴犬 とらは・・・
皆が忙しくしているので、おとなしくしていました。
ご褒美をあげてみました。
一通り準備が済んだ後は一度解散
帰宅する人やお寺に残って過ごす人、カレーの番は欠かしません
夕方4時に再集合です。
会長から簡単な挨拶があり、今年はインターネットでの配信番組Hokke.TVで
灯火会の模様を紹介してくださると言うことで、番組アシスタントのふにゃこさんが
取材に来てくださいました。
そこで、ふにゃこさんから一言いただきました
プレゼントした菩薩団Tシャツ(通称:ボサティー…ふにゃこさん命名)を着用してきてくださいました。
嬉しいですね
Hokke.TVに関しては、こちらのブログにUPしています
http://ameblo.jp/green-cheer-up/entry-11307854847.html
さて、いよいよ灯火会が始まります。
ここまでは順調
今年はどのくらいの参詣者があるのか お天気は大丈夫か
全く分かりませんが、一人でも多くの皆さんに笑顔になってもらえるように、
ご先祖や大切な人と気持ちを通わせる場所を提供できるように、精一杯努めます
続きは灯火会ご報告②をごらんください
オマケのショット
小さな菩薩団員たち。
第7回 灯火会ご報告② [菩薩団活動報告]
本年8月19日(日)に開催されました毎年恒例菩薩団行事
盂蘭盆灯火会(送り火)法要の模様を報告申し上げます。
寺庭婦人ブログからの転載ですが、どうぞご覧くださいませ
夕方5時をまわると少しずつ参詣者がお越しになります。
テント内では、菩薩団からの供養としてカレーライス、かき氷、アメリカンドッグ
コロッケ、串カツ
そして今年は素麺
素麺と言っても、ただの素麺ではなく菩薩団には割烹の調理長さんが
いらっしゃるので、その方が作ってくれた素麺なのです
皆さんにお出ししている案内に私が勝手に料理人さんが作る素麺云々と宣伝したがために
「ただの素麺っちゅーわけにはいかんなぁ」と思わせてしまったようで
ただでさえ料理長さんとして仕事が忙しいこの時期に、
余計な労力をかけさせてしまいました
ごめんなさい、山地さん
でも参詣者の方から大好評 大人気でしたよ
あっという間に用意していた100杯がなくなりました。
コレです 美味しそうでしょ
ビックリするくらい美味しいんです
境内は人で賑わってきました 菩薩団員も大忙し
境内のお庭も庫裡(建物)も参詣者の方に楽しみながら食事をしていただくことができて何よりでした
そして夕方5時30分からは、
アコースティックユニットジョーカーラビットさんによる演奏。
オリジナル曲からカバー曲まで年代も幅広く歌ってくださいました
私は残念ながら他のことに追われていたので全く見られませんでしたが、
音だけは聞こえてきて、優しいギターの音色とお二人の温かな歌声で
十分楽しませていただきました
参詣者の皆さんは勿論のこと、菩薩団員もその素晴らしい歌声に惹きつけられました
6時15分からは灯火会大法要をいたしました。
お上人方がお経をよんでいる間、参詣者の皆様にはお焼香をしていただき、
思い思いにご先祖、大切な亡き人と、そして東日本大震災にて被災された皆様、
物故者の方々に祈りを捧げました。
悩んで考えた結果、本年、灯籠はこのように並べられました。
大法要では住職が皆さんから申し込みをいただいた竹灯籠の供養したい霊位、
祈願を一本ずつ読み上げ、回向いたしました
本年の灯火会では法要中、本堂内陣に並べられた灯籠にある霊位の為に、
そして仏様に向けてジョーカーラビットのお二人に再登場していただき精霊流しを
演奏奉納していただきました。
法要が始まる頃には、私もだいぶ落ち着くことが出来ましたので、
その模様をおさめることが出来ました。
どうぞご覧ください
http://www.youtube.com/watch?v=k3aRZbVlNsk
お二人の歌のお陰で、より心穏やかにお祈りできたと思います。
ジョーカーラビットの安田雄介さん、白田将吾さん、ありがとうございました
その後、お二人と参詣者の皆様、そして菩薩団員でサライを一緒に歌いました。
京田辺市 法華寺が皆様にとって心の故郷、心の家、帰る場所となりますように…
そして来年もまた皆様とお会いできますようにとの願いを込めて
法要後は参詣者の皆様にも自由に本堂へ上がっていただき、
近くで思い思いにお詣りしていただきました。
境内ではジョーカーラビットさんがファンの方や参詣者の方達からサイン攻めにあっていました
分かります。素敵でしたものね
一方こちらでは、菩薩団員の村西さんが子供に囲まれて大人気
分かるよ~。優しいもんね
参詣者の皆様が帰られた後は、本堂にて恒例の記念撮影
ジョーカーラビットのお二人と、近所の方々、ふにゃこさん、
大津市 本要寺 と 京田辺市 法華寺 の菩薩団員、
ちびっ子菩薩団員たちと みんな良い笑顔ですね
そしてお片付け
本年の盂蘭盆灯火会(送り火)大法要は、今まででおそらく一番の人出だったと思います。
200人分用意したカレーライスも、あまり残ることなく、
お米は7升、かき氷100食、アメリカンドッグ100本、コロッケ80個、串カツ100本、
素麺100杯、全て完食
小学生以下のお子さんにお渡ししたお菓子46袋
菩薩団からの供養、そして菩薩団員の個人からの供養も含めて、
沢山の飲食を提供することが出来ました
そして本年、アルコール飲料に関しては、近くにあるコストコさんからご寄付いただきました
地域のために無償で奉仕している団体にということで寄付する先を探していたところ、
インターネットで私達の活動をご覧になり、ここならばということで
法華寺に声をかけていだいたのがご縁でした。
これからも地域の方々や皆さんが用事がなくても気軽に足を運べるお寺つくりに精進してまいりたいと思います
様々な皆様のお陰をもちまして、無事に本年も灯火会を厳修することができました。
心から… ありがとうございました
盂蘭盆灯火会(送り火)法要のご案内 [菩薩団員雑記・日記・ひとこと]
盂蘭盆灯火会(送り火)のご案内
~自分のご先祖・大切な人と魂のふれあいを~
毎年恒例の灯火会(送り火)法要。
ご自分のご先祖、故人様、そして大切な人を偲び、竹灯籠の火が灯る中、
心を静めて灯火会(送り火)法要に参詣されませんか?
平成24年 8月19日(日) 法華寺境内(雨天決行)
午後5時~ 随時、参詣者に飲食のご提供
午後5時30分~ アコースティックユニット
『ジョーカー・ラビット』さんによる演奏
午後6時30分~ 竹灯籠点灯 灯火会大法要/霊位読み上げ
当日万が一、雨でも簡易式屋根を設けておりますので、安心してお詣りくださいませ
竹灯籠を建立していただきましたら、僧侶が法要中に回向(エコウ)を申し上げます。
回向とは、功徳を回し向けることを言います。
亡くなった方への回向は、私達が出来る故人様への応援であり、故人様の力となります
分かり易く言えば、霊界での生活がより快適になり、次の世界へ向かう時の
大きな力となります。
そして功徳は回り回ってきて、ご自身の徳積みに繋がります。
ご自身が来世に旅立つ時に必要な徳を積むことが出来るのです。
予め申し込みいただいた回向(供養)したい霊位、祈願したい願い事は
一霊位ずつ経木塔婆に筆でしたためます。
当日はその経木塔婆を竹灯籠に備え付け、ロウソクに火を灯します。
そして法要中、一霊位ずつ住職が読み上げ供養を行います。
お子様の夏の想い出や情操教育の一環として
また世知辛い世の中にあって、日本古来の伝統的な文化を身近に感じていただき、
人と接する温もりや、先祖や自分以外の人間を大切に思う心を育む場としても
活用していただければと思います
檀信徒の有無や宗派は全く問いません
皆で心を一つにしてお送り(送り火)することに意味があります
竹灯籠一基につき 1000円の献灯料(奉納)をいただきます。
より多くの皆様に一緒に供養していただくためにも、宗派を問わず各人にお勧めくだされば嬉しいです
竹灯籠申込先
FAX : 0774-64-6890
Mail : hokkeji@sd6.so-net.ne.jp
当日受付を設けております。
そちらでお納めいただくか、当日来られない方は下記へ振り込みにてお願いいたします。
<振込先>
郵便局口座(青用紙にて)
00940-2-116582 法華寺
飲食について
信行組織『菩薩団』よりカレーライスやフランクフルト、コロッケ、かき氷、料理人が作る冷やし素麺(100食限定)のご供養があります。
飲み物は、ビール、お茶、ジュース、ノンアルコールビールを用意しています。
※運転の方はアルコールの提供は出来ませんのでご了承ください
フランクフルト、コロッケ、かき氷は沢山用意しておりますが、申し訳ありませんが、なくなり次第終了です
小学生のお子様には、お菓子をプレゼント
ご協力のお願い
今後も末永く多くの皆様に集っていただき当行事を存続させるため、
任意でのお布施(お供え)をお願いしております。
当日受付、または振り込みでも構いませんので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
お供えいただいた方は、法要中、読み上げをさせていただきます。
義捐灯籠について
昨年から取り組んでおります義捐灯籠。
同じく一基 1000円を奉納いただいております。
昨年は皆様のお陰をもちまして91基を建立することができ、
91000円を被災地 岩手県陸前高田市へ納めることが出来ました
本年も義捐灯籠を募っております。
建立いただいた本数分の奉納金は全て、被災地へ責任を持ってお送りいたします。
継続的な支援が必要です。
ご協力を宜しくお願いいたします
本要寺と私 [菩薩団員雑記・日記・ひとこと]
本要寺菩薩団会長・本要寺総代の今枝直樹でございます。
私が本要寺にご縁をいただいたのは今から5年前のことです。我が家はもともと日蓮宗ではありませんでした。6年前に母が他界し、たまたま家内が友人に誘われて京都にある日蓮宗寺院にお参りに行ったところ、帰って来るなり「よかった」と言うのです。
常々家の宗派には疑問を抱き、物足りなさを感じておりましたので、家内と相談し「日蓮宗を信心しよう」と決意いたしました。
それからお寺探しです。どこに日蓮宗のお寺があるのかサッパリ分かりません。インターネットで検索したところ滋賀県で一件だけヒットし、それが本要寺だったのです。これが仏縁というものでしょうか
お上人の明るいお人柄や、心にドーンと響く迫力あるお経など、いつも感動をいただき、お寺に行くのがとても楽しみになりました
本要寺は素晴らしいお寺です。これからは微力ではありますが、少しでも多くの人に「南無妙法蓮華経」を知ってもらえるよう努力したいと思っています。
私が本要寺にご縁をいただいたのは今から5年前のことです。我が家はもともと日蓮宗ではありませんでした。6年前に母が他界し、たまたま家内が友人に誘われて京都にある日蓮宗寺院にお参りに行ったところ、帰って来るなり「よかった」と言うのです。
常々家の宗派には疑問を抱き、物足りなさを感じておりましたので、家内と相談し「日蓮宗を信心しよう」と決意いたしました。
それからお寺探しです。どこに日蓮宗のお寺があるのかサッパリ分かりません。インターネットで検索したところ滋賀県で一件だけヒットし、それが本要寺だったのです。これが仏縁というものでしょうか
お上人の明るいお人柄や、心にドーンと響く迫力あるお経など、いつも感動をいただき、お寺に行くのがとても楽しみになりました
本要寺は素晴らしいお寺です。これからは微力ではありますが、少しでも多くの人に「南無妙法蓮華経」を知ってもらえるよう努力したいと思っています。
大津市本要寺が日蓮宗公式ポータルサイトに掲載!
このたび、日蓮宗ポータルサイトに大津市本要寺の新規HPが掲載されました。従来の本要寺HPと併せてご覧ください。
また、日蓮宗公式ポータルサイトも情報や動画があふれ、非常に魅力的です。作りも良いです。こちらも是非ご覧ください
大津市本要寺(日蓮宗公式ポータルサイト上)
http://temple.nichiren.or.jp/5071024-honyouji/
日蓮宗公式ポータルサイト
http://www.nichiren.or.jp/
また、日蓮宗公式ポータルサイトも情報や動画があふれ、非常に魅力的です。作りも良いです。こちらも是非ご覧ください
大津市本要寺(日蓮宗公式ポータルサイト上)
http://temple.nichiren.or.jp/5071024-honyouji/
日蓮宗公式ポータルサイト
http://www.nichiren.or.jp/
時にはお金を使うことも必要
こんばんは
現在深夜一時過ぎ、夜更かしブログです
只今お彼岸で皆様からお申し込みいただきました卒塔婆をやーーーーっと書き終えました
それはそうと、卒塔婆の語源って知っていますか
サンスクリット語のストゥーパの音写なんですよ!!ストゥーパ→そとうば 何となく分かりますよね
ストゥーパとは仏塔のことを言います。
お釈迦様が亡くなった後、仏様を恋慕渇仰し、その教えを高顕するために仏塔を建立しました。
仏塔を建立することが「修行」であり「功徳」と捉えるのです。
その後、仏教が伝来した日本でも豪族・貴族・大名などの有力者がこぞって五重塔などの仏塔建立を発願し、功徳を積みました。
ただ、これでは民衆には到底手が出せません。民衆がもっと簡単に功徳を積みたい。
こうして登場したのが木板製の卒塔婆なのです
卒塔婆にはありがたい経文と、亡き精霊の法号を書きます。
日蓮聖人はご遺文の『中興入道御消息』で
「去りぬる幼子の娘御前の十三年に、丈六の卒塔婆をたてて、その面に南無妙法蓮華経の七字を顕しておわしませば、 北風吹けば南海の魚族、その風に当たりて大海の苦をはなれ、東風来たれば西山の鳥鹿、その風に身を触れて畜生道を免れて都卒の内院に生まれん。 況んやかの卒塔婆に隨喜をなし、手を触れ眼に見まいらせ候人類をや。過去の父母もかの卒塔婆の功徳によりて、天の日月の如く浄土をてらし、孝養の人並びに妻子は現世には寿を百二十年持ちて、後生には父母と共に霊山浄土にまいり給わん事、水澄めば月うつり、 鼓を撃てば響きのあるが如しと思召し候え」
と、有り難い文章を残されています。
我々が卒塔婆を建てると、霊界ではとてつもないことが起こるのです。法華経でも「まさに塔を建てて供養すべし」と起塔供養を推奨されています
また、日蓮聖人は別のご遺文でも「我々の口から発したお経が金色の仏様となってあの世の精霊を尋ねて救ってくれる」とも仰っています。
目に見えないものへの畏敬の念を失い、物質に執着しがちな昨今ですが、自らの身を削って他者のために尽くし、卒塔婆を建てたり、お花や供物を購入し、時間と労力を使って寺詣り墓参りに行き、大切な命の源である先祖へ感謝の誠を捧げることは決して「損」ではありません。必ず自らに功徳が還ってきますよ。
目先では、交通費、供物代、卒塔婆・お布施ect・・・財布からお金がなくなり、折角の休日をレジャーに行きたいし、これだったらこのお金を自分達のために使った方がよっぽど有効的だし「得」なんじゃないか?と考えることが今時自然なのかもしれません。
仏教の教えや供養の意義などを、皆様に伝えきることができていない仏教界や僧侶は真摯に反省し、いっそう精進してその教えを示していく必要があるでしょう。
最近お寺に納骨をのぞむ相談が多く寄せられます。相談者の事情を聞くと
「親が他界したが費用がかかるし、忙しいので葬儀はしなかった。しかし、遺骨を家に置いておくわけにもいかない。墓地を建てるのも大金がいる。永代供養も費用がかかるので、ただ納骨してほしい」
と言うのです。この方は結局、骨を手放したいが投棄するわけにはいかないので、お寺に預けたというお墨付きがほしいんですね。
拙僧は思わず力が入ってしまい、
「お金お金と言うが、あなた結婚式の時にお金を沢山使ったでしょう。おたくの ”出来の良い”子供が成人するとき、やれ貸衣装?やれ晴れ着購入?記念写真?お金を沢山使ったでしょう。自分へのご褒美といって欲しい物を買ったことはありませんか?今回は育ててくださった親の供養。ここにお金を使えませんか?
どうして大切な親の人生の卒業式にお金をかけられないのですか?どうして葬儀にお金を使うことをいけないことと考えるのですか。当然お金はかかりますよ。費用はかかりますよ。でも重恩の親のために使うのですよ。仏教ではそのような行為を惜しむことを「餓鬼の所業」というのです。
お布施に決まりなど無いのだから、本当にお金がなければ、こちらは一生懸命供養もします。でも、あなたはただケチなだけで、金が惜しいだけ」
と言ってしまいました。こういった話はデリケートなんですよね。僧侶が「お金かかって当然」などと発言すると誤解されかねないのです。拙僧はその方の心の有り様を申し上げたのです。
医者に今晩が峠と言われた母が「一生に一度ダイヤの指輪を指にはめたかった」とうわごとを言えば、夜通し宝石店を探してでも指にはめてやろうと感じるのが人としての情であり報恩だと思うのですが、それですら「もったいない」と一蹴される。
明日無き命に大金は叩けないのだから、死人にはなおさらなのでしょう。不孝ですね。まったく。
紹介する法話、是非お読みください。分かりやすいです。
法話「四恩の大切さ」
http://www.rinnou.net/cont_04/rengo/2006-02.html
現在深夜一時過ぎ、夜更かしブログです
只今お彼岸で皆様からお申し込みいただきました卒塔婆をやーーーーっと書き終えました
それはそうと、卒塔婆の語源って知っていますか
サンスクリット語のストゥーパの音写なんですよ!!ストゥーパ→そとうば 何となく分かりますよね
ストゥーパとは仏塔のことを言います。
お釈迦様が亡くなった後、仏様を恋慕渇仰し、その教えを高顕するために仏塔を建立しました。
仏塔を建立することが「修行」であり「功徳」と捉えるのです。
その後、仏教が伝来した日本でも豪族・貴族・大名などの有力者がこぞって五重塔などの仏塔建立を発願し、功徳を積みました。
ただ、これでは民衆には到底手が出せません。民衆がもっと簡単に功徳を積みたい。
こうして登場したのが木板製の卒塔婆なのです
卒塔婆にはありがたい経文と、亡き精霊の法号を書きます。
日蓮聖人はご遺文の『中興入道御消息』で
「去りぬる幼子の娘御前の十三年に、丈六の卒塔婆をたてて、その面に南無妙法蓮華経の七字を顕しておわしませば、 北風吹けば南海の魚族、その風に当たりて大海の苦をはなれ、東風来たれば西山の鳥鹿、その風に身を触れて畜生道を免れて都卒の内院に生まれん。 況んやかの卒塔婆に隨喜をなし、手を触れ眼に見まいらせ候人類をや。過去の父母もかの卒塔婆の功徳によりて、天の日月の如く浄土をてらし、孝養の人並びに妻子は現世には寿を百二十年持ちて、後生には父母と共に霊山浄土にまいり給わん事、水澄めば月うつり、 鼓を撃てば響きのあるが如しと思召し候え」
と、有り難い文章を残されています。
我々が卒塔婆を建てると、霊界ではとてつもないことが起こるのです。法華経でも「まさに塔を建てて供養すべし」と起塔供養を推奨されています
また、日蓮聖人は別のご遺文でも「我々の口から発したお経が金色の仏様となってあの世の精霊を尋ねて救ってくれる」とも仰っています。
目に見えないものへの畏敬の念を失い、物質に執着しがちな昨今ですが、自らの身を削って他者のために尽くし、卒塔婆を建てたり、お花や供物を購入し、時間と労力を使って寺詣り墓参りに行き、大切な命の源である先祖へ感謝の誠を捧げることは決して「損」ではありません。必ず自らに功徳が還ってきますよ。
目先では、交通費、供物代、卒塔婆・お布施ect・・・財布からお金がなくなり、折角の休日をレジャーに行きたいし、これだったらこのお金を自分達のために使った方がよっぽど有効的だし「得」なんじゃないか?と考えることが今時自然なのかもしれません。
仏教の教えや供養の意義などを、皆様に伝えきることができていない仏教界や僧侶は真摯に反省し、いっそう精進してその教えを示していく必要があるでしょう。
最近お寺に納骨をのぞむ相談が多く寄せられます。相談者の事情を聞くと
「親が他界したが費用がかかるし、忙しいので葬儀はしなかった。しかし、遺骨を家に置いておくわけにもいかない。墓地を建てるのも大金がいる。永代供養も費用がかかるので、ただ納骨してほしい」
と言うのです。この方は結局、骨を手放したいが投棄するわけにはいかないので、お寺に預けたというお墨付きがほしいんですね。
拙僧は思わず力が入ってしまい、
「お金お金と言うが、あなた結婚式の時にお金を沢山使ったでしょう。おたくの ”出来の良い”子供が成人するとき、やれ貸衣装?やれ晴れ着購入?記念写真?お金を沢山使ったでしょう。自分へのご褒美といって欲しい物を買ったことはありませんか?今回は育ててくださった親の供養。ここにお金を使えませんか?
どうして大切な親の人生の卒業式にお金をかけられないのですか?どうして葬儀にお金を使うことをいけないことと考えるのですか。当然お金はかかりますよ。費用はかかりますよ。でも重恩の親のために使うのですよ。仏教ではそのような行為を惜しむことを「餓鬼の所業」というのです。
お布施に決まりなど無いのだから、本当にお金がなければ、こちらは一生懸命供養もします。でも、あなたはただケチなだけで、金が惜しいだけ」
と言ってしまいました。こういった話はデリケートなんですよね。僧侶が「お金かかって当然」などと発言すると誤解されかねないのです。拙僧はその方の心の有り様を申し上げたのです。
医者に今晩が峠と言われた母が「一生に一度ダイヤの指輪を指にはめたかった」とうわごとを言えば、夜通し宝石店を探してでも指にはめてやろうと感じるのが人としての情であり報恩だと思うのですが、それですら「もったいない」と一蹴される。
明日無き命に大金は叩けないのだから、死人にはなおさらなのでしょう。不孝ですね。まったく。
紹介する法話、是非お読みください。分かりやすいです。
法話「四恩の大切さ」
http://www.rinnou.net/cont_04/rengo/2006-02.html
前の10件 | -